下書きのまま、途中で力尽きた記事をあげることにしよう。
ほとんどの峠が冬季閉鎖解除になった状態で迎えた5月の週末。
「どこか走りに出かけたいなぁ・・・」と思ってて、ふと
「そうだ、秋田に行こう」となった。
秋田は個人的にお気に入りの場所で、
・鳥海ブルーライン、男鹿半島という個人的2大ツーリングスポットがある。
・栃木から行くと、海沿い、内陸ともに高速道路を使わなくても
混雑が避けやすい。
・海沿いの道は信号、交通量ともに少なく、
快適に走れる。
・山形〜秋田にかけて個人的に好きなビジネスホテル「ルートイン」が多い。
といった理由でツーリングに適した場所であると言える。
ただし、
一般道の最短ルートで男鹿半島まで片道450km、
海沿いを走ろうとすると片道500kmを超えるという問題がある。
高速道路を利用しにくい(しても楽しくない)低排気量オフ車は、
距離を稼ぎにくいのである。
まぁ、その分朝早く出ればいいでしょう、ということで出発である。
朝4時頃出発したのだが、
出発後すぐ、バイクのガソリンが残り200km走れる量しか入ってないことに
気づく。
東北地方に一般道で行くには、会津方面に向かう(北上する)のが最適なのだが、
北上すると、ガソリンスタンドがなくなる地に向かうことになるので、まずい。
ガス欠で立ち往生してしまう。
その為、7時ぐらいガソリンスタンドに着くように、
群馬の沼田に向かうことにする。
金精峠を抜ける。
午前5時の金精峠はかなり寒い。
春の時期は夜が明けても8時くらいまでは寒く、
また、バイクだと標高差が2000m近くなることもあり、
昼夜の気温差が20℃を超えることもあり、服装に迷う。
寒くなったときには、ダウンジャケットと雨具を着るのだが、
それでも寒い。
そういう時は我慢しかない。。。
この後群馬に入り、
国道17号、関越自動車道を乗り継ぎ新潟県へ。
魚沼辺りから国道290号で北上する。
海だ!
普段海無し県に住んでるので、海を見るだけでテンションが上がる。
左手に海を眺めながら、笹川流れを北上していく。
明るいうちに男鹿半島に着きたかったので、
日本海東北自動車道を使いショートカット。
奥に見える山が鳥海山。
雲が掛かっているようだけど、
現地の天気は大丈夫だろうか・・・
道の駅鳥海で、小休憩。
ここの食堂はなかなか美味しい。
急いでいる時が多いので、ゆっくり食事する機会は少ないけど・・・
ここから本日のメインの一つ目、鳥海ブルーラインを登っていく。
見晴らし台に到着!
眼下に日本海が見える。
登山口駐車場の近くには、パラグライダーを楽しむ集団がいた。
こんな景色の中、滑空できたら最高だろうなぁ。
駐車場からの眺め。自転車で登る人もちらほら。
私もいつか自転車で来たいものだ。(フラグ)
景色が良くてずっとここにいたい気分になるが、
今日の目的地はまだあるので、
先に進むことにする。
鳥海ブルーラインの目玉は、この下りだと思ってる(個人的には)。
まるで海の中に落ちていく気分になるんだよなぁ。
この後、海沿いの国道7号を北上して、男鹿半島に入る。
ダイハツ・キャスト(自動車)のCMにも出ていたゴジラ岩。
ゴジラと言えば「シン・ゴジラ」。好評のようだから見に行きたいな。
男鹿半島といえば、海に面したダイナミックかつ、
アップダウンの激しい道。
海の上を浮遊しているような気分になる。
高所恐怖症の人は気をつけよう。
男鹿半島のもう1つの楽しみは、半島の根元にある寒風山。
とあるサイトの管理人さんは、ミニミニ阿蘇と表現するぐらい
良い風景の場所。私は阿蘇には行った事ことがないのでそうなのか分からない。
いつか、九州ツーリングにも行きたいなぁ。。。
日本海側なので、当然日の入りが拝める。ありがたい。
知らない土地の夜の運転は危ないので、
急いでビジネスホテルに帰り、この日のツーリングは終了。
翌日は帰宅するので、朝早く出発。
帰りも海沿いだとつまらないので、内陸の国道13号を南下。
国道398号から、栗駒山方面にはいる。
この後は、一旦東北自動車道に入り、
仙台まで走ってから、
遠刈田温泉経由で七ヶ宿
道の駅七ヶ宿
道の駅の下に下りると滝が間近に見られて気持ちよい。
それと、近くにある七ヶ宿ダムは、定期的に見学会をやっており、
一見の価値ありだと思う。
家族連れが多いので、一人だと寂しくなるかもしれないけど。
山形県の米沢市に入り、
水窪ダム。
ダム周辺は良い道だけど、それ故に、夜は走り屋のフィールドに変わる。
その桧原湖脇を経由して
毎度おなじみ福島県道235号を通り、
かなりの強行軍だったが(特に距離的に)、
1泊2日で秋田を楽しめることが分かった、
意義のあるツーリングだった。
今年は雪が降る前に一度くらい、
東北を回るツーリングがしたいなぁ。。。