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自転車成分多めの日常を記録するblogです

下北半島に寒立馬を見に行くツーリング 2日目

(´‐`)眠い…


普段のツーリング時は、朝4時ぐらいに目覚めて走り出すのだが、
前日寒い中を長時間走行して疲れた為か、6時ぐらいに起床。

ホテルから見える朝焼け。


体がだるく頭痛もしており、
このまま宮城の実家まで帰ることも考えたが、
せっかくここまで着たので、ひとまず大間崎に行く事にする。




天気が良くて、気温もそこそこ高くてツーリング日和。
バイクに乗っている間は気分が高揚するのか、
体調が悪いのも気にならない。




むつ市から国道338号に入り、
海沿いをひた走る。
信号もなく、走りやすい道。




山あいに入り、道の駅わきのさわで休憩。
ここでは猪のお肉が食べられるようだが、
朝早い為に残念ながらお店が開いていなかった。





くねくねした山道を走る。
起伏に満ちており、
軽量な250ccオフ車にはぴったりの道である。




仏ヶ浦を眺める。
道の反対側から来たおばちゃんに、
「こっちの道はアップダウンが激しくて大変よ」
と言われたが、私が来たほうもアップダウンが激しかったんだよなぁ。
おばちゃんが無事に通過できたことを望む・・・





3時間程走って、大間崎に到着。
本州最北端と思うと、趣深いものがある。



海鳥にえさをやる夫婦。



海を隔てて北海道が見える。
2ヶ月前は、あっち側をツーリングしてたんだよなぁ。






さて、大間といえばマグロである。
昨日も食べたけど、せっかくだから大間でもマグロが食べたい。
少し早い昼食を取ることにした。




大間んぞくというお店で、まぐろうに丼を食べる。
これも美味しかったんだけど、



もっと美味しかったのが、メニュー外の、
まぐろのほほ肉を焼いたもの。


正直これまで、マグロは美味しいものの、
「ガッツリ」というよりは「あっさり」という感じで、
インパクトに欠ける面があると思っていた。
しかしながら、このほほ肉でその印象が変わった。
元々のジューシーさに、焼くことで風味も増しており、
食べ応えのある一品になっていた。


店名どおり食事に大満足し、
大間崎をぶらぶらしていると、体調が朝よりも悪くないことに気付く。
やはり美味しいものを食べると体調も良くなるのだろうか。


体調も回復したことだし、当初考えていた通り、
尻屋崎に行くことにする。


尻屋崎とは、下北半島の北東にある岬で、
立馬という馬が放牧されている。
物の本によれば、寒立馬には必ず会えるというわけではないらしいが、
運を信じて、行くことにする。




岬への途中には、馬が逃げないように、このような柵が設けられている。





馬、いますねぇ・・・


至極簡単に馬に会えたんだけど、
運が良いのだろうか?




こんな感じで、普通に生活しているところを見ることができる。



近づいても動じる様子は無し。
馬は繊細と聞いてたけど、
逆にこちらが馬の一挙手一投足に気を配る感じ。





岬には灯台もある。(灯台へ向かうカップルが格好良い)。





立馬を思う存分堪能したので、
尻屋崎をうろうろしながら、
これからの予定について考えていたところ、
「そうだ、実家に帰ろう」という考えが頭をよぎった。


当初の予定では面白そうな下道を走りながら南下し、
適当なキャンプ場でテントを張ろうと考えていたのだが、
ここまででかなり満足してしまったし、体調もそんなに良くない。

明日は栃木に帰るために長距離を走らなくてはいけないことも考えると、
今日のうちに少し無理して走って、実家に帰って体を休めるのもありだなと。


googlemap先生に聞いてみると、
実家に夕方6時ぐらいに着けるらしい。
(バイクなので、+2時間ぐらい?)
そこで、一路宮城まで戻ることにした。




八戸道に入った直後は日が落ちかけだけど、



東北道宮城県に入るごろには真っ暗になってしまった。
靴下やら首元にホッカイロを貼り、
寒さを凌ぎながら走る。



何とか21時前には実家に到着。
なかなかの強行軍だったが、下北半島を楽しめたことと、
1日で青森〜宮城を縦断できたことに満足。
何とかなるものなんだな。


キャンプ道具を持っていった意味が全くなかったけど(笑)









↓本日のルート