当初、長野の山々をサイクリングしようと思い自転車を積んできたわけだが、冷静になって考えてみると、2000m超級の山がゴロゴロしてる長野を、無計画に走ることが出来るのだろうか、という疑問が湧いてくる。
また、車を持ってきているということは、スタートとゴールを同じ場所にしなくてはいけない(当たり前)。
行きたい場所が多く、勾配を抑えて周回コースにしながらそれらを回るルートを作ることが難しかったので、「いっそドライブ」にしてしまえ、となった。臨機応変は大事。
諏訪から国道152号、県道192号と通過していく
途中の道は霧がかかっている。なかなか秋晴れとはいかない。
白樺湖に向かう途中で再び霧の中に。ずっとこんな天気だと厳しいなぁ。
と思いきや急に晴れに。山の天気は変わりやすい。
晴れたのは良いのだが渋滞に巻き込まれる。
やはりハイシーズンだから、早朝でも混むのか…と思ったが、何か様子がおかしい。周りを見渡すと、「シトロエン」の車ばかり。
どうやらシトロエンミーティングだったようだ。
シトロエン渋滞を抜けてしばらく走ると、見晴らしも良くなり
いやー素晴らしい。
霧ヶ峰駐車場で休憩。
霧ヶ峰から一旦下り、美ヶ原高原を目指す。
美ヶ原高原から見えるものは雲でした…
道中、薄々感づいてたけどね。
美ヶ原林道を通り、王ヶ頭方面に向かう。
途中で風景が白くなってきて。。。
着氷か。もう冬なんだなぁ。
雲の中を行ったり来たりしながら、美ヶ原自然保護センターに向かう。
自然保護センターの売店で鹿まんを食べる。
最近ジビエづいてるな。
自然保護センターを出てしばらくすると霧が晴れてくる。
王々頭は雲の中のようなので、王ヶ鼻に行くことに。
想像以上の絶景。
多少雲がかってるものの、松本市が一望できる。
王ヶ鼻自体が、崖の先端に飛び出しているような地形なので、200°以上の視界が眼下に広がる。高所恐怖症の人なら気絶しそう。
自然保護センターに戻り、
次の目的地である、高ボッチ高原に向かう。
高ボッチ高原(読み方は「たか」ボッチらしい)、「ゆるキャン△」という漫画でリンちゃんが荷物満載のスクーターで登った場所。前から行ってみたかったのだ。
高ボッチ高原についたので、近くの高ボッチ山に登る。といっても、山登りというよりは散策といった感じ。
高ボッチ高原周辺は、高原特有のさびれて静かな感じがあり、ゆったりと過ごせる。時期的なものかもしれないけど。リンちゃんがこの周辺を散策したかと思うと感慨深い(オタク乙)
この後、甲府辺りまで下ってキャンプしようかと思ってたのだが、ドライブで結構満足してしまった。グーグルマップさんに聞くと、「21時頃には着くよー」とのことなので(ブルベのおかげで長時間移動に対してハードルが低くなっている)、家に帰ることに。
行きと同様、上信越道ー北関東道を経由して帰宅した。