サイクルモード2016に行ってきた。
年々参加メーカーが少なくなってきて、行く価値が薄れていると言われているが、
「面白いもの見つかるかも」という思いの方が強くなって、結局行く事に。
個人的に最近興味があるのは、タイヤの太いロードバイクとシングルスピード(固定)バイク。
あと、自転車を絡めた自転車以外の提案なんかを見てみたいなぁとか。
会場には10時半頃到着。
eチケットは処理に手間取るかと予想し、紙のチケットを買っていったが、
むしろ紙の方がちぎる時間がかかる。次回はeチケットにしよう。
ロードバイクなどの最新機種には興味が薄く、
また、試乗可能なものはサイズが小さいことが多いので、
変わり種自転車(?)に試乗。脚を閉じたり開いたりする動き、
もしくはハンドルを左右に振る動きで推進力を生み出す。
進ませること自体に苦労したが、慣れると面白そう。
日本には来年導入予定とのことだったが、
道交法下では遊具扱いになりそう(交通量のある道は通れない)。
これでブルベ完走したら目立つだろうなぁ。
サイクルモード全体として、開催初期に見られた
「有名な完成車メーカー各社がニューモデルを展示」という言わば
「モーターショーの自転車版」よりもむしろ、
既に自転車を持っている人がどのように楽しめるかの提案、
の割合が増えているように感じた。
ちなみに私は、今回のサイクルモードは非常に楽しめた。
以下気になったものの紹介。ちなみに今回は車体中心で。
シクロクロスバイク?ツーリングバイク?華やかな色が好印象。
Zurroという名前は聞いたことがあるけど、こういうのも作ってるとは知らなかった。
確か、神奈川のビルダーが作ったというバイク。1枚チェーンリング以外のパーツ的にはツーリングバイク。
ここまでタイヤが太いとディスクブレーキになるのだろう。
3TのExpload LTD。フレーム価格410千円。たかーーい!
タイヤは極太(700×47c)。試乗をしてみたけど、思ったよりもタイヤと路面の抵抗は少ない。
私の速度域(低い)だったら、舗装路ツーリングでも使えそう。でも高い。
近くにあった、ガノーのモデルなら完成車で20万円以下と安い(価格感崩壊)
MASIの「ランドナー」2017年モデルで、よりクラシカル路線に行ったそうな。
泥除けが標準でついているのはありがたい。
この自転車にキャリアとサイドバックをつけて旅に出たい。
価格も15万円と安い。
WIAWISという韓国のカーボンフレームメーカーの、ツーリングバイク。
「ツーリングバイクでも軽くて振動吸収性が良いほうがいいでしょ?」。
その通りです。
このメーカーは自転車のレンタルという珍しいサービスをしている。
やっぱり、峠を走り回ってみないと、自転車の良し悪しは分からないもんね。
木製ロードフレーム。
ブルベみたいな長距離走行にもってこいなのではないか?と思ったが、
今年の宇都宮ブルベの半分以上が雨であったことを鑑みて、
木製フレームは使えないという判断になった。残念。
カープファンしか乗れない自転車。
手作り自転車の展示もあり。
ぐねぐねした方は、掃除が大変だと思いました(小並感)
ファットバイクで雪道を走ってみたいけど、
雪道だけが延々と続く道はないので購入には至らず。
本来はスキー場で乗るものなのかなぁ・・・あとは北海道とか?
雪によって物理的に冬季閉鎖になっている道路を走ってみたいと思ってるけど、
その為だけに買うのもなぁ・・・
ninerのディスクロード。
ninerは舗装路のみのロードは作ってないから、これも太いタイヤをつけて、
ダートを走ることを想定しているのだろう。
状態の悪い道路も走るブルベには、こういうモデルが適しているのかも。
これもninerのロードバイクなんだけど、気になるのはフロントフォーク。
板バネ式のサスペンションになっている。
フロントの衝撃吸収ももちろんだけど、車体全体のトラクション向上を狙ってるとか。
「格好いい!欲しい!」とはならないけど、かなり気になる部品。
ただし9万円ぐらいするから、導入には勇気が必要。
(いや、そこまででもないかな?)
ちなみにアイスランド製らしい。
ヤマハを始めとして、各社から電動アシスト自転車の展示もあった。
小径ながら、Besvは少し気になる。
バッテリー性能の向上とともに、ツーリング分野にも電動アシストがくい込んでくると、
面白くなりそうなんだよな。
こんな感じで車体編は終わり。
この後パーツ編に続く予定・・・?