ここまで疲れた散歩は初めて。
これまで何度かバイクツーリングで訪れてお気に入りの場所になった
ビーナスライン周辺だが、
雪が降ったらさすがに行けないだろう・・・と思ってたら、
とあるサイトで美ヶ原高原の冬の画像を挙げているのを発見。
荒涼とした風景が素晴らしい。
「冬でも美ヶ原高原に行けるのか。行きたいなぁ。」
とTwitterでつぶやいたら、上記サイトの管理人さん(ヨギ)からリプライが。
これには驚いた。
そんなこんなで美ヶ原高原に行くことに。
日が昇る前に出発。
写真はいつもの細尾交差点。
今回は積雪地帯を走るので、交通手段はもちろん自動車。
国道122号を、細尾→足尾→桐生と抜けて、
国道353号を走るというルート。
長野原のコンビニで休憩をしてから、
上田市を経由して、
山本小屋に到着。
ちなみにここに行くルートはいくつかあるが、
冬は長野県道178号しかない(ヨギさん情報)。
また、県道178号はあまり除雪をしないのか、私が通過した際は
路面が積雪+半凍結していて、FF車だと結構厳しめ(斜度13%の箇所あり)。
カーブ途中で空転しそうになったので、良い子は4WD車で行こう。
どこに行くか悩むが、まずは牛伏山を越えて、美術館側に行くことに。
雪の上をバフバフと歩いていく
のだが、今回の下半身装備は、ユニクロチノパン+ソレル パックナイロン。
パックナイロンの防水性は高いけど、靴とパンツの隙間から雪が入ってくる。
これ、大丈夫なんですかね・・・
牛伏山に到着。。。のはずなんだけど、一面雪に覆われていてどこが牛伏山なのか不明。
看板も着雪していて読めないしね。
美術館に到着。
足跡がないので、人類未踏の地に踏み入れた感覚。
一旦牛伏山に戻り、
牛伏山から王ヶ頭を眺める。
中央左が山本小屋で、右奥に小さく見える塔っぽいのが王ヶ頭。
雲のおかげでラストダンジョンっぽさが半端無い。
慣れない雪道で疲労感もあるが、せっかく来たので王ヶ頭まで行くことに。
美しの塔。
ちなみに、この塔の裏側にはトレッキング夫婦がいる(見えないけど)。
夫婦で雪道トレッキングとか最高だよな。(お嫁さんほしー)
王ヶ頭へのルートは景色が良いので、比較的するすると歩ける。
ちなみにアルペス展望コースというのもあり、そちらも楽しそう。
今回は雪が深くて通れなかったので、装備をきちんとして再挑戦だ。
だいぶ体力を使ったので、ここで引き返そうとも思ったが、
せっかく来たので王ヶ鼻まで行くことに。
なお、チノパンが濡れてしかも凍ってることに気付く。
雪山を侮ってはいけない(戒め)
雲が多いながらも、何とか松本市内を一望できた。
一通り見終わった為、戻ることに。
雪上車が雪煙を上げながら走る。
これが走った後は、雪が掘り起こされて歩きづらくなり、
歩行スピードが1/3になるという罠。
後半に来てこれはきつい。
遠くに見えるのは八ヶ岳かな?
自転車→バイクと来て、次は登山を趣味にするのもいいかも。
以上で美ヶ原高原散歩は終了。
計4時間弱くらいだろうか。
宿泊も考えたが、帰れるようなので、栃木まで帰宅。
長野は、日帰りで遊べる距離なんだなぁ。
雪山ハイキングの感想としては、
・スノーシューは必要
・汗冷えは命とりになるので、速乾性インナーが必須。
今回はメリノウールの下着で乾きが遅かったので、
次回は化学繊維にしよう
・アウターシェルが微妙に風を通すものだったので、
強風で体が冷えた。ゴアテックスが必要かな。
・スノーブーツはわるくなかったけど、雪がパンツで濡れるので、
スパッツは必須。
・暖かい飲み物が欲しくなるので、水筒を持とう。
といったところだろうか。
自転車(バイク)乗りは雪を嫌うものだけど、
積極的に雪で遊ぶのも悪くないと感じた。