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自転車成分多めの日常を記録するblogです

雪の戦場ヶ原を歩いてきた

雪が降ると自転車に乗れない・・・
(乗れないわけじゃないけど、場所を選んだり、
それ用の自転車が必要になる)
という思いを抱くのもいいけど、
「雪が降った!ヒャッハー!!」となるように、
雪が降っても楽しめる趣味があれば良い。


そんなわけで昨年末に行った美ヶ原の雪上ハイキング。
楽しかったのだが、足がずぼずぼ埋まって、
歩きづらいわ、ズボンが凍るわで大変だった。
調べてみると、スノーシューを履けば埋まらないとか。
で、さっそく買ってみた(´∀`*)
効果の程を試す為に、戦場ヶ原に行くことにした。





コンビニで食料を調達し、国道120号を登っていく。





赤沼駐車場前に到着して歩き始め。
ちなみに赤沼駐車場の本体は冬季閉鎖で駐車スペースが限られており、
半端な時間に行くと(行った)、
車を停めるのに苦労する(苦労した)ので注意が必要。





歩道の雪は固く踏みしめられており、
スノーブーツや登山靴でも支障はない。



足元はソレルのパックナイロンで、手にはパールイズミ
プレミアムウィンドブレークグローブ。
可能な限り流用である。




雪が降ったり止んだりを繰り返している。
気温が−5℃くらいなので、暑くも無く寒くもなく調度良い。




先行者により踏み固められている為、道を間違うことはないが、

道には、

赤い布が巻かれており、雪が積もってもこれを目印にすれば
迷子にならない(はず)。





地面が軟らかい箇所も出てきたので、
スノーシューの登場である。


スノーシューの感想としては、
・左右のスノーシューが当たらないように足を広げる必要があり、
 それにより太ももが疲れる。
・歩行自体にはスキーのような技能は要らない。つけた瞬間から歩行できる。
・踏み固められた雪道は歩きづらい。
 ただ、あまりに深い新雪は足が埋まるので、使いどころが限定されそう。
・雪道ならば、結構な登り坂も簡単に登れる。
スノーシュー自体の重さはあまり感じない。
・着け外しの際に手袋を外すので寒い。私のモデルは前方がダイヤル式なのでマシだが、
 全部バンド式のモデルはかなり辛いのでは?
・後ずさりはしずらい。やろうとして転んでしまった。
といった所。
機会があればレンタルで一度試してみると良いと思う





青空だと、もっと楽しくなるかな?




区切りが良いので、ここら辺で昼食。
ちなみにコンビニご飯(おにぎり+パン)である。
ソロトレッキングでコンビニご飯は少し寂しいので、
クッカーセットでも買おうかなぁ。
荷物が増えると機動性が落ちるけど、
そもそもが、ゆるゆるハイキングだし。




一旦車道に出る。
車道は除雪車が走っていて、スノーシューをつけなくても歩ける。
というより、MTBでも走れそう。
さすがに終点の千手ヶ浜までは除雪されていないと思うけど、
ファットバイクなら行けそうな気がする。




再び遊歩道に戻る。
足跡の幅が、私の左右のスノーシューの幅ぎりぎりなので、
たまに雪壁にスノーシューが当たり、少しストレスを感じる。
かんじきなら問題なさそう。





踏み固められた雪道を通るのが好きではないのか、
皆が思い思いの場所を歩いていた。



合計4時間ぐらいのスノーシュートレッキング
思っていたよりも簡単に出来たと思う。
ただ、路面や天候のコンディションに大きく左右されそうな感じは受けた。
吹雪いたら遭難の危険があるし、雪の下の路面状況は分からないので転ぶ危険もあるし、
出来れば複数人で行くべきだと思う。
基本1人で行動する私が言っても、説得力に欠けるが・・・

ちなみに、自転車とかバイク乗りなら、装備品は転用が利くものが多いし、
(私が新規に購入したのは、スノーシュー、トレッキングポール、ゲイターぐらい)
積雪する地方に住んでる人にとっては、始めるハードルは低いのではないだろうか。
冬場の良い運動にもなるし。





そもそも年のせいか、雪道を歩くだけで楽しいのだ。