とある日曜日。
天気予報では雨だったが、実際に空を見ると曇りのようだったので、
いろは坂へ行くことにする。
旧今市市から日光へ向かう。
前方を見ると天気は晴れっぽい?
日光市街地に入ると、日光ウルトラマラソンの参加者とすれ違い始める。
マラソンで100kmとか、私からすると狂気の沙汰でしかないと思うが、
おそらく自転車で数百km走るのも同じように思われているだろう。。。
馬返し地点まで、マラソンランナーとすれ違う。
ちなみに、速い人だと7時間台で100kmを走りきるらしい。
ゆっくり走る自転車と同じくらい。。。?
黒髪平に到着。
雲が多いながらも雨に振られずにここまでこれた。
中禅寺湖を望む。
ちなみに今回はLOOK KG181で来たので、軽く紹介その他諸々を。
この自転車(フレーム)、 bellati sportsでデッドストックを安く売り出していたもの。
ちなみにフレームのみで5万円程。
かなり昔のフレームであり、1991年前後のモデルだったはずなので、
25年モノかな。
当時の価格がいくらかはっきりしないが、おそらく20万円ぐらいはしたのではないだろうか。
カーボンパイプをアルミラグに接着するという構成であり、
経年劣化により接着剤が剥がれそうな気もするが、負担をかける乗り方もできないので、
まぁ大丈夫ではないだろうか(楽観)。
バリバリのレース用バイクであり、西欧で作られて活躍の機会を与えられずに25年程寝かされて
もう寿命が尽きかけたところを、東アジアの端っこに送られて、
ロングライドに駆り出されることになろうとは、
自転車本人も思いもしなかっただろう。
以前からカーボンフレームに興味はあったが、マッチョでグニャグニャした形はあまり好みではない。
(昔はそういう形の方が好きだったので、加齢による好みの変化だろう。今はシンプルイズベストである)。
「細身で手頃な価格のフレームがあったらなぁ…」と思っていたところにちょうどセール情報を見かけたというところ。
サイクルベース名無し様々である。
パーツは基本的に手持ちの余り物。
ホイールに至ってはメインバイクのケルビムULIと共用。
さすがに可哀想なので、タンスに寝かせていたデュラエースチェーンと、
ST6600をおごった。
触角型STIというのもノスタルジー感があって、昔のフレームと合っているのではないか。(自画自賛)
走りの感想は。。。正直まだよくわからないw
私自身が機材の差に鈍感というのもあるが、
登りと下りしか走ってないのと、
フラットペダルでしか乗ってないというのが大きいかも。
ただ、振動吸収性が良いというのはわかった。
もちろんサスペンションのように大きな衝撃は伝えるけれど、
地面の割れなどはだいぶまろやかにしてくれる。
ロードバイクはクロモリ(ケルビムULI)とチタン(Linskey Peloton)を乗ってきたが、
KG181が一番振動吸収性が良いと感じた。
あとは気のせいかもしれないが、平地をゆっくり走ってると妙にペダルがスカスカして、
「もっと踏まないと」という気になった。
これが俗に言う、自転車が速く走ることを要求する、ということなのだろうか。
いずれにせよ、ロングライドで素性を確認したいものだ。
帰りに日光市街を通ると渋滞に巻き込まれそうなので、やしおの湯裏から滝ヶ原峠経由で帰ることにする。
向こう側から登ってくるより数倍楽だが、
登りはやはりきつい。ビンディングペダルが欲しくなる。
お昼は「やまが」でそば定食。
行きづらい場所にあるが、美味しいそばが食べられるし、
比較的空いているので(新そばの時期除く)、
お気に入り。
↓本日のルート