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自転車成分多めの日常を記録するblogです

ヤマハ XMAX250に乗ってきた

XMAX250に乗ってきた


昨年の7月にCRF250Lを手放して移行、カブ110にはちょこちょこ乗るものの、
中型以上のバイクには乗っていなかった。
CRFは走行距離が40000kmに近くなり、消耗品交換等でお金がかかること、
自転車とバッティングして乗る時間が少なくなったこと等を理由に手放したのだが、
無いとなると乗りたくなるものなんだよね。。。


CRFに乗ってて不満だったことは、タンクの小ささに由来する後続距離の短さ(社外品に交換で解決)、
ポジションの窮屈さ、風が当たることによる寒さ(バイクだから仕方ないのでは)
など。
それらを解消するのは何かなと考えたときに思いついたのがビッグスクーター


バイクに乗り始める時のビッグスクーターの印象は、
重くて、遅くて、取り回しが悪くて、運転が楽しめないわりに高価というものだったが、
最近スポーツタイプに振ったスクーターが125cc付近で発売されてきていて、
結構いいんじゃないの?と思っていた。
そこにヤマハが250ccのXMAXをぶつけてきて、
格好いいし軽快そうだし、これなら楽しめるのではと。
以前YSPで10分程度試乗したものの、ある程度距離を乗らないと良さが分からないので、
レンタルして半日乗り込むことにした。




ハヤサカサイクル仙台泉店でレンタル。
特に記載がなかったのでノーマル車だと思っていたが、
車体を見て言葉を失う。これ、ローダウン車じゃん…
ノーマルの良さを味わいたかったのだが、今更キャンセルもできないので
気を取り直して走りだす。


まずは国道4号線仙台バイパスを南下する。
道路は渋滞しているがCVTのスクーターなので発進が楽。
足つきも問題なくポジションも窮屈ではない(身長180cm強)。
シートの座り心地も良いし安楽椅子に座ってる気分。
一般道ならば、自動車の流れにもラクラクついていける。


国道286号に入り、蔵王を目指す。
スピードを上げると地面の凹凸が気になってくる。
フロントはまだ良いのだが、リアショックが衝撃を吸収しきれず、
体に突き上げが来る。これはローダウンしたせいもあるのかな?
体にあたる風に関しては、上半身は結構風を受ける印象。
下半身に関しては、内股気味にすれば、
寒くなりがちな膝周りには風があまり当たらない。
なかなかいいんじゃない?





エコーラインを走ってこまくさ平に到着。

登りのワインディングも、ゆっくり走る分にはエンジンの非力さは感じない。
膝の間にタンクがないので、車体の制御がしにくいかなと思っていたが、
足首、くるぶしの部分で車体を挟めるので、ふらふらすることはない。
ただ、レンタルバイクなのと、スクーターはどこまで倒せるのかわからないということで
アグレッシブに走った場合にどう感じるかは不明。




せっかくなのでこまくさ平を散策。
荒涼とした大地に咲く可憐な花!


お釜を見に行こうと思ったのだけど、蔵王ハイラインの料金所が渋滞。
並ぶのが好きではないので、戻ることにする。


県道255線を通って、峩々温泉の近くを通過する。

「カーブ多い」「幅員狭い」「雪崩の恐れ」「路肩弱い」「斜面落石」
数え役満ですねぇ…



川崎で国道457号を通り、秋保、茂庭を抜けて、県道37号でハヤサカサイクルまで戻った。
高速道路を走れなかったのは少し残念(仙台宮城ICから入るつもりが道を間違えた)。
せっかく250ccに乗るなら、高速道路の走行性も確認したいところ。
ちなみに燃費は、満タン法(といっても、開始時の満タン具合が不明だけど)で、
154.8kmで4.18Lのガソリン消費量だったので、37km/L。なかなか良いのではないだろうか。



途中のコンビニにて。斜め後ろからの姿も格好良い。




ペットボトルにピッタリの収納ボックス、
自動車顔負けの計器類など、ツーリングに便利な機能がいっぱい。



峠を攻めたりはしないツーリング視点だと、かなり満足度の高い車体だと思う。
気になるのは、路面の凹凸に起因した、リアからの突き上げ。
サスペンションの変更で何とかなるかな?


来月発売予定のHONDAのFORZAも気になるところだ。