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自転車成分多めの日常を記録するblogです

tern vektron買いました

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線路脇でパシャリ。

 

この2年程、E-bike欲しいなぁ、でも高いしなぁ。乗らなくなるかもなぁ。。。と悩み続けていてようやく購入。購入まで長かったですな。

 

主な購入動機としては二つ。

・奥さんとサイクリングをしたい

・久しぶりに自転車乗るときの障壁を下げたい

 

一つ目の動機としては、まぁ、今年結婚したわけなんですけど、奥さんがインドア派というか、運動を全然しない人なんですよね。それでも奥さん優しいから、「一緒にサイクリングするよ」と言ってくれるんだけど、いざ走ってみると全然距離が稼げない。それなら電気の力を借りようと。

2つ目の理由は、住んでる土地の周りに坂が多いので、久しぶりに自転車乗るときに腰が重くなる、というのを解消したいというもの。自転車って乗れば乗るほど体力ついてきて走るのが楽になるんだけど、逆もまたしかりで一度乗る循環が途切れるとどんどん乗らなくなる。風邪等で乗らないと元のぺースに戻すまで結構な時間がかかる。さらに独り身ではなくなって、晴れた日はとりあえず走りに行くというのができなくなってしまって、気づけばほとんど乗らなくなってしまい・・。それに、自転車に乗ることがストレス発散だったので、ストレスが溜まるばかりになって日常生活にもよくない影響が出てきた。

 

そんなこんなでE-bikeに救いを求めた。まぁ、無理に自転車にこだわらなくても、運動は筋トレとジョギングで補ってオートバイ趣味を再開する、というのでも良いんだけど、いかんせんアパートにバイクがとめられる場所がないんだよねぇ。。。田舎なのに。

 

 

ちなみにE-bikeと一口にいっても色々と種類があるんだけど、求める条件は以下のもの

①航続距離約100km以上

②折りたためる・・・部屋に入れる必要があるのと、車載したいため

③フラットハンドル

④できれば奥さんと共用できる

 

実は結婚する前から購入の検討はしていて、その時は①しか条件はなかったんだけど、今の家(自転車を置く場所が部屋しかない)に引っ越してきたのと、奥さんも乗ることで他の条件が出てきた。

正直なところ、②がある時点で選択肢はほぼ決まってしまうんだけどね。

 

 

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候補の1つ目は、パナソニックのオフタイム。

http://cycle.panasonic.jp/products/elw/

12万7千円という比較的リーズナブルな価格(マヒしてる?)が魅力。標準のバッテリーは容量:8Ahで最長航続距離が約50kmだけど、オプションバッテリーで17.6Ahが設定されているから、100km以上の航続距離が稼げる。難点とはギア比が低いことで、奥さんがたらたら走るには良いけど、私がスポーツ的に乗るには物足りなさそう。ギア比を上げるのにチェーンリングを大きくするのは構造上難しく、リアのカプレオ化か内装ハブ化が必要で、ハードルも金額も高い。というか、カプレオハブを今手に入れるのは難しいので内装ハブ化がほぼ必須。

↑のターコイズの色が好きで、形も好みなんだけどねぇ。

予備バッテリーもスポーツタイプのE-bikeよりはリーズナブルに買えるし、運用コストが抑えられるのもよい。

 

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候補の2つ目がternのvectron。というか、私が購入した時点では、これら2機種しか候補がなかった。

価格は29万8千円で、オフタイムの2倍以上と結構高価。ただ、e-bike自体が高価だから、むしろオフタイムがリーズナブルというべきだろうか。シティサイクルベースは強い。

vektronのバッテリーの容量は300Wh航続距離は最長約100kmで一応合格ライン。海外のternのホームページでは400Whのバッテリーが存在するように読み取れるんだけど、詳しい情報は見つからず。

車体は非E-bikeのvergeと似たような形。vergeも気になる自転車だったので、ちょうど良い。ヘッドパイプに取り付けるLuggage Trussや、専用の泥除け、キャリアもあって、オプションが豊富。ツーリングバイクに仕上げるには、ここら辺が手厚いのはありがたい。

シートポストの2段階伸縮、調節可能なステム(Andros Stem)と、幅広い身長に対応可とのこと。対応身長が、147-195cmとのことで、カタログスペック上は奥さん(160cm弱)と私(180cm強)のどちらにも対応可能だが、実際はどうだろうか。

 

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3つ目は、私が購入した時には発売になっていなかった、BESVのPSF1。BESVは以前、PS1を試乗したことがあって、日本の法規スレスレを疑う加速感に驚いたので、発売していたらvektronと迷ったと思う。価格は24万5千円と、vektronより5万円安いのに、重量が1㎏軽い。

コンポはシマノAltusの7段変速。vektonのTiagra10段変速よりはグレードが低いけど、E-bike だからあまり気にならないかな?

 

スポーツ走行しやすそうなのと、オプションが豊富ということで、vektronを購入。注文してから2か月程で到着。

 

シェイクダウンで10km程度乗った感想は、

・走りが安定している

・フレーム剛性はかなり高い

・地面からの衝撃は結構まろやか(タイヤが太いので)

・平地主体ならばアシストオフでも走れる

・20km/hまでは快適だけど、それ以上はちょっと・・・

といったもの。

スタートはかなり楽。登りも15km/hまでは超快適だけど、そこからアシストが弱くなるのか、それ以上は速度を出したくなくなる。それと、登り坂はきちんと疲れるので、達成感はそれなりにある。

スポーツバイクとしてはどうだろうか。20km/h以上の速度域を出しづらいというところで、ロードバイクで快走を楽しむ人にとっては物足りなく感じるかもしれない。逆に20km/h以下でゆっくり走るタイプの人にとっては、平地も登りもほぼ同じ速度で走れるし疲労も少ないので、より長い時間、気軽に楽しめるようになるかもしれない。

いずれにせよファーストインプレッションとしては満足感が高かった。価格は高かったけど、それに応じた良いもの感が感じられると思う。あとは、峠に連れ出して長距離走って、実力を確かめたい。(もうそろそろ雪が降るけど・・・)

 

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ternのトレードマークの鶴が可愛いんだよねー。こういうのに弱い。このマークの為にvergeを買おうかと思ったくらい。