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自転車成分多めの日常を記録するblogです

古峯神社に行ってきた&tern vektron ファーストインプレッション

久しぶりに晴れ&用事がない休日なので、サイクリングに行ってきた。

目的地は、前回ロードバイクで行こうとしたがたどりつけなかった古峰神社にした。

 ルートはこんな感じ。

 

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今日の相棒はternのvektorn。ノンアシストのロードバイクは辛いというのもあるけど、

ebikeによる登りはどのようなものか味わいたいということもあり。

 

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昨日はうって変わっての晴天。昨日は気温2℃で雪が降ったブルベもあったらしい。

ブルベの最大の敵は天候だけど、制御できないからなぁ。。。

 

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道沿いでは梅の花もちらほらと咲いていた。着実に春に近づいているんだな。

 

 

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鳥居を抜けたら本格的な登りである。

バイク(オフ車)が走っているのをちらほら見かけたけど、林道に行くのかな?

 

 

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ここで、オルトリーブのシートバッグのバックルが開かないアクシデントが発生。無理やりこじ開けて状況を確認すると、バックルのオス(?)部分に割れが確認された。5年以上使ってるし、さすがに寿命かな。

 

 

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ここは滑る!

 

 

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山は雪を被っている。今年は暖冬だったけど、油断してると冬の終わり頃に雪が降ったりするんだよね。道路わきに雪が残ってることからわかるように、気温はかなり低い。

秋口ぐらいの服装で来たのを少し後悔した。

 

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古峯神社に到着。前回体力的にロードバイクで来れず、それ以降トレーニングを積んでないのに辿りつけたので、ebikeはやっぱり凄い。

 

 

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古峯神社は初めて来たけど(前を通ることはあったけど、中継地点だったので立ち寄ることはせず)、なかなか雰囲気の良い場所だった。また来よう。

 

 

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古峯神社より西は冬季通行止め。通行止め解除したら、奥にある前日光牧場にも行きたいなぁ。

 

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同じく冬季通行止めの林道前日光線。こちらも走りたい道だ。

 

この後、Uターンして帰宅。

久しぶりに50km走ったけど、へとへと。ブルベに出てた時のことが夢のようだ。

 

 

ちなみに愛車vektronの現在の姿はこんな感じ。

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ボトルホルダーとサドルバッグを付けた。デイパックを背負って自転車に乗ると肩が凝ってねぇ。。。

 

 

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ボトルホルダーは、登山具メーカーのマムート製。

 

ステムの支柱部分にベルクロで半固定しつつ、上部のドローコードをステム上部に括り付ける感じ。 このボトルホルダーの良い点は、本体が布でできているので、自転車をたたんだ時に折れ曲がって邪魔にならないところ、

vektronは車体にもボトルケージをつける場所があるんだけど、地面と平行方向に取り付ける為、たまにボトルケージが飛んでいくことがあるとか。。。なので、上記のボトルホルダーを試してみたというわけ。

使ってみた感想としては、使い勝手は悪くないし、ハンドルの近くにボトルがあると手にを出しやすくて良いといったところ。

 

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サドルバッグは、みんな大好きオルトリーブ製。

 

 ↑は新型。防水性がある、ツータッチで取り付け・取り外し可能、見た目以上に物が入る、耐久性が高いなど、利点が多いバッグ。くるくる丸めるとコンパクトになるので、日常使いから200kmブルベまで幅広く使える。お勧め。

自転車を複数台持っていて使いまわしたいときは、別途アタッチメントを買えば良い。

 

 

 

 

さて、vektronに300km弱乗ってみた感想。Q&Aにしてみる。

 

Q.スポーツ自転車として楽しくないんじゃないの?

A.自転車としての楽しみはある。ただし、ロードバイクの軽快さはないので(小径車だしね)自分の体、体力と対話しながら乗るのには向かないかも。

 

Q.e-bikeって乗ってて楽で疲れないんでしょ?

A.それなりに疲れる。私だけかもしれないけど、自転車乗りって「この姿勢だと、このぐらいの出力で走ってしまう」というラインがあると思う。e-bikeは15km/hまでがアシストが良く効く領域なので、15km/hでたらたら走れば体力をあまり使わずにサイクリングできるかもしれないけど、前述の一定出力の定義に沿って力を出してしまうので、平地だと20km/h強ぐらいで走ってしまう。つまりほぼアシスト領域外で乗ってしまう。登り坂もアシストしてくれるものの、アシストに上乗せして走ってしまうので、楽というよりも、より早く走ってしまう感じ。

それに加えてe-bike独特の重量の重さ、内部抵抗などがあり、オンロードにおいてはスポーツ自転車の軽快車は減っていると思う。

 

Q.じゃあ、e-bikeって意味ないんじゃない?

A.意味はある。例えば街乗りならば頻繁にストップ&ゴーがあるけど、一番力を使う発進時がアシストされるのは楽。ツーリングにおいてはやはり登り坂で効力を発揮して、5%以上の坂ならば、明らかに走り切れる距離が変わってくる。逆に言うと平地主体だったり、登りだとしても非常に緩やかでかつ、体力があって平均速度が速い人だとあまりメリットを感じないかも。

 

Q.気になる点は?

A.1番目は車重の重さ、2番目はアシストが切れる速度の低さ、3番目は踏んだ時のアシストのシームレス感の少なさ(ぎくしゃく具合?)を起因とした自転車との一体感の少なさ、4番目は価格の高さ。1番目と3番目と4番目は技術の進歩で解決すると思うけど、2番目は法規制でどうしようもない。ただ、速度云々を言うんだったら、オートバイに乗った方が良いと思う。オートバイも自転車とは違った面白さがあるよ。

 

Q.結局e-bikeって買いなの?

A.日常的にロードバイクに乗ってるような人がオンロードで乗るならば、今だったらまだ買わなくても良いかも。日常的に峠を走る人、オフロードを走る人(e-MTB)なら、買う価値はあるかもしれない。

 

といったところ。

 

まぁ、まだvektronに乗って日が浅いから、魅力については感じきれていないところがあると思う。今年1年乗り込んでみよう。