前回の続き。
車椅子をレンタルして近場は移動できるようになったけど、
遠くに行く際には追加で移動手段が必要である。
電車が通っている地域ならば電車に乗れば良いのだが、
そうでない場合、車やバス、タクシーが必要となる。
今回車椅子に乗る妻は、車椅子への乗り降りさえも難儀する状態であり、
車の乗り降り時に車椅子から降りるのは現実的はないと判断し、
車椅子のまま乗り込めるタクシーを手配することにした。
車椅子用のタクシーを手配する際は、
タクシー会社に電話をしてタクシー配車を依頼する際に、
「車椅子がそのまま乗り込めるタクシーをお願いします」というだけ。簡単である。
車椅子用タクシーを頼む際の価格はタクシー会社によって異なるが、
「専用車種予約料金500円ぐらい」+「送迎料金400円ぐらい(これはタクシー種によらない)」
が、通常のタクシー料金に追加される。
今回は突発のことなので料金は全て自己負担だったが、障碍者手帳などがあれば、値引き(もしくは無料?)になるような感じだった(未確認)。
実際にタクシーを頼んでみた。
今回来たのは、日産のNV200のタイプ。この他に、最近よく見るタイプの「JPN TAXI(トヨタシエンタベース)」もあるようだ。
自動車後方部分にタラップを降ろした後、
車椅子に下がり防止用のバンドをかけ、添乗員さんが車内に入れてくれる仕組み。
作業を見てて全く不安のない作業内容だった。
車内では、車椅子に乗ったままシートベルトをする仕組み。
車椅子が三列目部分に固定され、介助者は2列目に座る。
これなら安心して移動もできるな。
余談だが、今回借りた車椅子のリム径はWO22インチ。
結構珍しいなと思って調べてみたら、ジュニア用自転車に使われているサイズらしい。
空気圧700kPaはロードバイク並み。タイヤ幅が細いし、高圧が必要なのかも。