small site

自転車成分多めの日常を記録するblogです

TOEIC340点の子持ちアラフォーおじさんが600点を取る方法について

      ↓↓↓↓↓

条件達成です。

 

 

昇格の為にTOEICの点数:600点が必要になった。

昇格をすると管理職になる可能性があり、給料があまり増えないのに責任だけ激増する管理職になるのは嫌なので昇格をする気は元々なかった。
ところが結婚して子供も出来て、わずかばかりでも給料を増やしたいという気持ちが出てきて、昇格を目指すようになった。
昇格の要件は複数あるが、まずはTOEIC600点を取らないと始まらない。

 

私の元々のTOEICの点数は350点弱。そこから600点まで上げること自体は、一般的には簡単と言われているが、私の場合難易度が上がる条件がいくつかあった。

・1歳の子供がいて、勉強する時間が取れない(途中から子供がもう一人追加)
・アラフォーで新しい事がなかなか覚えられない(元々記憶力が良くない)
・英語の基礎がおぼつかない
なのだが、何とか1年半で600点を超えることが出来た。

つまり、時間がなく記憶力も衰えてきた英語力の低いおっさんでも、TOEICの点数を上げることは可能である、ということ。

勉強時間の捻出方法は「早起き」である。
朝早く目覚めてしまうおっさんの特性を生かして、朝4時半とか5時に起きて1時間半ぐらい勉強をしていた(でも、結構Twitterしちゃったりしてたなぁ…)。
あとは、車通勤なので車の中でラジオを聴いたり、会社の昼休みに勉強したり、
たまに妻に協力して貰って子供を見て貰い図書館で勉強したり(2人目が生まれるまで)。

 

 

以下がTOEICのスコア推移である。

 

開始時点で340点。なお、これ以前にも年に一回以上試験を受けており、毎回400点弱であった。つまり、「試験慣れしてないからたまたま点数が低かった」わけではない。
リスニングは1回目の試験の後に「解き方のコツ」を学んだため、次のテストで約150点上がった。これが俗にいうテクニックさえつかめばTOEICの点数は上がる、というものなのだろう。

2022年12月に一時的に点数が上がっているのは、TOEIC IPテスト(会社で受けるTOEIC)であった為。IPテストは過去問を使っており、近年難化傾向にあるTOEICにおいて過去問は比較的簡単なので、IPテストに力を入れる価値はあると思う。

ただし、IPテストの受験は以下の欠点があると思う(弊社だけかも)。
・リスニング環境が整ってない場合があり、音声が聞き取りにくいことがある
・仕事終わりの疲労した状態で受ける為、集中力が低下する傾向にある

 

 

具体的にした勉強を以下に記す。

1.銀のフレーズを10周+αした
2.NHKラジオの「中学生の基礎英語レベル2」を聞き、
 テキストを読んで本文の意味と文法を確認した。
3.出る1000の本編を2周、模試を1周した。
4.猛牛先生(@JetBull990)のyoutubeのpart5対策の部分を視聴した。
5.猛牛先生のUdemyの講座を購入し、学習した。
6.Haruさん(@Haru_toeic980)のyoutubeTOEIC対策の部分を視聴した。
7.公式問題集(当時の最新版の8)を1周した。

単語力をつけ、ラジオで英語の音に慣れる。
part5,6の対策を中心に行い、youtubeやオンライン講習でTOEIC対策方法を学ぶ。
公式問題集で実践してTOEIC対策の使用に慣れる。
というのが概要である。

 

 

 

勉強の詳細は以下である。

1.銀のフレーズを10周+αした
まずは単語。文法、リスニング、長文読解。何をするにも単語を覚えないと始まらない、逆に言うと、単語さえ覚えれば自然に点数は上がっていくと思う。
なお、単語を覚えるというのは、1秒以内に意味が頭に浮かんでくることを指していて、うんうん唸って意味が出てくるレベルではまだ甘い。

一般的に、TOEICの単語といえば「金のフレーズ」と言われているが、TOEIC300点台には金フレよりも銀フレをお勧めする。
・金フレは難しすぎてやる気を失う。
TOEIC独特の頻出単語の前に、英語全般に頻出な単語(=TOEICにももちろんたくさん出てくる)を覚えないといけないのだが、銀フレにはそれが含まれている。

なお、Haruさんのyoutubeでまず単語を1か月くらいでしっかり覚えて、その後他の勉強に移る、の流れを勧めている。
だが、アラフォーのおっさんは単語の覚えが悪いし、覚えたそばから忘れていく。なので、他の勉強を進める間も銀フレは毎日読み返し(昼休みにやっていた)、単語を定着させた。

 

2.NHKラジオの「中学生の基礎英語レベル2」を聞き、
 テキストを読んで本文の意味と文法を確認した。

英語、何を言ってるかわけわからん…だったので、耳を慣らす為に中学生向けラジオを聴いた。中学生向けでも初見(初聴?)だとなかなか聞き取れないもの。
なお、これ自体はあまり点数アップには繋がらなかったかもしれないけど(これが聞き取れてもTOEICのリスニング速度にはついていけない)、銀フレで覚えた単語が実際に使われているのを耳にすることで学習意欲の維持に役立った。

自学自習にとっては、学習意欲の維持が最も大事と言っても過言ではない。

 

 

3.出る1000の本編を2周、模試を1周した。

TOEICで勉強して最も早く効果が上がりやすい、かつ勉強しないと全くわからないのが、part5と6の文法。
文法を勉強する場合、「文法特急」と「出る1000」の2派にわかれると思うが、私は出る1000派。はじめは文法特急に手をつけたが、エッセンスが凝縮しすぎて取っ付きづらかった。

ただ、出る1000を終えた後に文法特急を読んで「なるほどこういうことか!」と納得したので、飲み込みが早く効率的な人は文法特急の方が合ってるかも。私は要領が悪いので、大量の問題を解き、繰り返し同じ内容を頭に叩き込む必要があったので、出る1000の方が合っていた。

なお私の場合、出る1000を1周した後もpart5を解くのに曖昧さが残っていたが、猛牛先生のpart5対策youtubeを視聴することで霧が晴れ、2周目は納得感をもちつつ学習することが出来、part5の点数も安定して上がった。

 

 

 

 

4.猛牛先生(@JetBull990)のyoutubeのpart5対策の部分を視聴した。

3.でも出てきた猛牛先生のyoutube。part5対策をする前にこっちを先に行った方が良いかもしれない。youtubeの利点は取っ付き易さと、通勤通学時にも聞けるという手軽さ。

ただし、youtubeは受動的に見ることもできるので、さらっと見て理解した気になってしまいがち。視聴した後に紙ベースの問題集に知識の定着を図ろう。

 

 

5.猛牛先生のUdemyの講座を購入し、学習した。

私が購入したのは、
「短期集中!問題の解き方を最適化して1週間で100点アップする講座」
「長文問題(PART6&7)の攻略法を学んでスコアアップ!」
「リスニングPART3&4の解き方を身につけてスコアアップ!」

の3つ。Udemyの講座は普段3万円ぐらいと高いが、頻繁にセール(90%オフ)をしているので、安い時を狙って購入すると良い(定価で買う価値は、TOEICに初めて触れるのだったら有り。TOEIC対策を少しでも行ってるなら無し)。

なお、Part3,4の解き方(先読み)について。猛牛先生と後にでてくるHaruさんでは方法が異なっていて、

・猛牛先生:設問のみ先読み
・Haruさん:設問+選択肢まで先読み

なのだが、個人的にはHaruさん方式の方がやりやすかった。
Part3,4ともに、
・問題文を聞き取り→自分の中で文章として組み立て→問題を解く、
という流れで解き進めて行くものだが(文章として組み立てる際に、設問の先読みが役立つ)、
私のリスニングが低く、聞き取りは不完全だし、文章の組み立ても難しい。

その為選択肢まで頑張って先読みし、選択肢と似たようなフレーズが問題文で出てきたらすかさずマーキングする、という方法で解いていた。
その為、単語や言い回しの言い換えには対応できず点数が安定しないという問題があるが、短期間では対応できないと考えて割り切った。

 

6.Haruさん(@Haru_toeic980)のyoutubeTOEIC対策の部分を視聴した。

6番目になっているが、実はこれを一番最初に行った。
私は当初TOEICを「英語が得意でないと点数が取れない。勉強で点数が上がるものではない」と考えていた。Haruさんの動画を見て、その考えが変わった。

お勧め動画は以下である。

初心者がTOEIC600点を2か月で取るための勉強メニュー - YouTube

TOEIC PART3,4|選択肢を速読する方法【即スコアUP】 - YouTube

 

裏技的な動画も点数アップには有用だと思う。

TOEIC PART4の裏ワザ的攻略法 - YouTube

TOEIC PART3の裏ワザ的攻略法 - YouTube

TOEIC PART2の裏ワザ的な解き方 - YouTube

 

上記以外にもTOEICに関する動画を上げているので、
チョコチョコ見に行くとモチベーションの維持に繋がる。

 

 

7.公式問題集(当時の最新版の8)を1周した。

1~6で勉強したことを公式問題集で実践する。
実際の試験で実践するのが最も効果が高いのだが、現在TOEIC受験料は7810円/回と非常に高価なので、公式問題集で試すのがリーズナブル。

実際の試験と同じ時間割で問題を解き(これが、乳幼児がいる家庭だと難しいのだが…)、間違った問題は後で見直すというオーソドックスな使い方をした後、
part3とpart4はディクテーションを行った。ディクテーションのやり方は、猛牛先生の動画を参考にした。

【英語の音が聞こえてくる勉強法】リスニング力が驚くほど上がります【TOEIC満点講師が実演・解説】 - YouTube

 

 

以上を行えば、どんなに記憶力が悪い人でも(私は同僚などの、人の名前が覚えられないし、覚えても1週間程度のお盆休み後には忘れている)、1年ぐらいで600点は取れると思う。

 

以上、突然TOEICの点数が必要になったアラフォーおじさんの助けになればと思う。