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自転車成分多めの日常を記録するblogです

東方紺珠伝感想


以下、ネタバレ注意。


夏コミで購入してその日に始めたのだが、あまりの難易度に
「生半可な気持ちでやったら怪我する」といったん寝かせた。
体験版はプレイしてたので難易度は予想してたのだが、それよりも上を行っていたのだ・・・
休日になったので本腰を入れてプレイ。


完全無欠モードのnormalで、4キャラともにクリアしたので、感想でも。



まず概論
【システム】
今回の特徴として、
死んでも何度でもやり直しが聴く完全無欠モード(オートセーブあり)と、
従来までの残機制のレガシーモードがある。

それぞれの特徴はニコニコ大百科を見てもらうとして、今回は完全無欠モードが標準になっている。
それゆえに、後述するように難易度が上がっているのだが・・・


ちなみに個人的には、今回のシステムは面白いと感じた。
今までのシステムだと、難しいスペルカードでかつ後半になればなるほどボムで飛ばすことが多かったが、
今回は残機を気にすることなく、思う存分スペルカードに挑むことが出来るのである。
練りに練られたスペルカードは、作者の分身のようなもの。
それに一生懸命取り組み、悩み、苦しみどうにかして抜け道を探しだしてクリアするということは、
作者と対話するこということに、ほかならないのではないだろうか。
その結果が、100回以上の挑戦だったとしても。




【難易度】
今回の作品、世間の感想では難易度が高いという評判だが、私もそうだと思う。
まず、完全無欠モード=何度でもやり直しOK、が前提なので、初見でクリアできる=ぬるゲーになる為、
ゲームバランスを取る為に、弾幕が多く速度も速くと、難易度が底上げされているというのが理由の一つ。
また、やり直しがOKと言うと響きが良いが、言い換えると常に残機ゼロの状態であり、
イコール、ボムの使用回数が限られているということである。
苦手な道中やスペルカードをボムで飛ばしにくいというのも難易度が高い理由の一つだと思う。
(逆に、風神録などはボムの使用回数が多く、半ボムゲーで難易度が低かった)


印象としては、地霊殿のnormalがクリア出来れば、本作のnormalもクリアできると思う。
ちなみに参考までに、私は本作は1日がかりでクリアしたが、
地霊殿のnormalは初クリアまでに2週間ぐらいかかった。




【自機の使い勝手】
霊夢
 道中:○
 ボス:○
高速でホーミング、低速で収束と、オールマイティ−な使いやすさ。
当たり判定の小ささも相まって、normalクリアを目指すならば、霊夢がお勧め。
道中、画面端にいる時に逆側の敵を倒したいときに、ホーミング弾が便利。
低速時の威力はなかなかで、ボスも比較的倒しやすい。


魔理沙
 道中:△〜○
 ボス:○〜◎
狭い範囲と引き換えに威力の高い攻撃が可能。
スペルカードを長引かせないので、ボス戦はかなり楽。
道中の雑魚を一掃できないので辛い場面もあるが、
今作は雑魚にも固い敵がいる為、案外使いやすかったりする。
また、道中、ボス共に、移動速度の速さが重要になる場面があり、
なれると使いやすい。


・早苗さん
 道中:○〜◎
 ボス:△
高速で広範囲、低速でホーミングを打つ為、道中は使いやすい。
まずは早苗さんで今作に慣れるのが良いと思う。
ただ、弾の威力が弱いのと、複数対象の敵がいる場合攻撃が分散する為、
ボス戦は辛い場面が多い。
特に、4面ボスはお供を引き連れておりダメージが通らず、
耐久スペルと化すことも・・・
あと、ボムを打った際に敵の弾が消えないので、
グレイズを稼ぐことが可能なのがありがたい。


・イナバ
 道中:○
 ボス:△〜○
高速で広範囲、低速で収束弾を打つ。低速は霊夢と同等の威力?(→訂正:一番弱いらしい)
ボムが特殊で、打ったときに周囲の弾消し+その後3回まで被弾してもOKのボーナス付き。
一見便利に聞こえるが、ボムっても敵にダメージが与えられないこと、
被弾OKの際には当たり判定が大きくなること、
被弾後の無敵時間が短く1度被弾すると連続被弾が多いこと、
から、慣れるまでは使いづらいかもしれない。
(あと、個人的には一度被弾するとタイミングがずれて、連続被弾することが多い)


以上より、normalクリアのお勧めの順番としては、
1)霊夢 2)魔理沙 3)早苗さん 4)イナバ
となる。
ただし、まずはゲームの概要をつかむ為、早苗さんでEasyで始めるのが良いと思う。



以下各ステージについて
【1面】
道中は比較的楽。グレイズを狙って被弾することに注意すれば問題ないかと。
ボスも1面だけあってそこまで難しくない。
コツとしては、下に行くほど弾が広がるので最下段で避けないことと、
速い弾と遅い弾(自機狙い)に挟まれることがあるので、常に動いて自機狙い弾に的を絞らせないにすること。




2面以降は後日に。