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自転車成分多めの日常を記録するblogです

CRAZYSHEEP Corriedal ドロップハンドル化 その2〜小径車にフロントディレイラー〜

前回のおさらい・・・チェーンの下部とフロントディレイラー(FD)が触れてしまう、クレイジーシープのコリデール。問題を解消しないとFDが取り付けられない。

 

f:id:vivi_o:20200714060713j:plain↑この状態。

 

 

そもそも、700Cでは問題なく使用できる、クランクとスプロケットとFDの組み合わせ。何故ミニベロではNGになってしまうのだろうか。
一言で言うと、ホイール径が小さいから。
拙い絵だが、図で示すと以下のようになる。

f:id:vivi_o:20200723233223j:plain

 

700Cのロードバイクを基準に設計されているコンポーネントなので仕方ないとは言え、ミニベロというだけで苦労するとは思わなかった。。。
ちなみに、シートチューブの角度を半時計周り向きに傾ければ改善すると思われるが、それだとフレームのジオメトリがかなり狂うことになるので実質不可。
それじゃあミニベロにはFDは取り付けられないの?取り付けているものもあるよね?と思って調べてみると、主に2つの方法で解決しているようだ。

以下説明(またまた拙い絵)

f:id:vivi_o:20200723233237j:plain

 

 

右側の例としては、ラレーのRSWなどが挙げられる

↓のような感じ。http://www.raleigh.jp/rsc.html

f:id:vivi_o:20200714232525j:plainこれならば、普通にバンド式のFDをつければ良いので、部品のアップグレードも問題ない。シートチューブの後ろ側のサブチューブは、メーカーの良心とも言えよう(ラレーはコスパも高いし、良心に溢れたメーカーだ)。

 

 

サブチューブの問題としては、後付けが出来ないということ。サブチューブがない場合必然的に、上図の左側のようにアダプタをかませるなどして、直付けFDの角度を反時計回りに回転させる必要がある。

 

 

組み合わせの一例としては、

 「直付式FD→バンド式への変換バンド」+「角度調整シム」+「直付式FD本体」だろう。

 実際に動くかはわからないが、↑のような組み合わせ。

 

なお、 「直付式FD→バンド式への変換バンド」でFDを取り付ける部分に角度がついているものもあるようで、こちらにFDをつけるだけでも大丈夫かもしれない。

いずれを採用するにしてもバンド径やFDの角度などにおいて、現物合わせや金属加工が必要になる可能性があり、ポン付けはできないと思っておいた方が良いだろう。

 

 

 

 

f:id:vivi_o:20200724000345j:plainFDは自前で持っていたので、バンドと角度調整シムを購入。上手くいきますように・・・