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自転車成分多めの日常を記録するblogです

Bromptonカスタム ― Pステム化

久しぶりにブロンプトン弄り(バッグはちょっと前につけたけど)。

 

前回ブロンプトンの走行性能を上げる改造をした  記事のおわりの方でもかいたけど、前傾姿勢でしゃかりきに走るのはブロンプトンには合わないんじゃないかと思っている。
というわけで小カスタム実施。

 

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全景。ブロンプトンらしいまとまりがあるんではなかろうか(自画自賛)。身長180cm超の私で、ハンドルとサドルが大体同じ高さ。これぐらいが丁度よいね。

 


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バッグに隠れて見えないけどブロンプトン純正のPハンドル用ステムに、オレンヂジュースオリジナルの、ブロンプトン用ハンドル(現在は廃盤)。
旧式のMハンドルよりも高さが低くて、幅が広いこのハンドル、なかなか調子が良い。ハンドルのしなりが少なくなって剛性感が出るのと、幅が広くなってハンドルの抑えが効く。長身の私にとって丁度良い幅。さらに、使用できるグリップの幅が広がるのも良い。現在のMハンドルは高さが低くなっているので、オレンジジュース製ハンドルに近くなっているのかもしれない。


Pハンドルステムは適度に前傾姿勢になってよい。ブロンプトンは、Mハンドルならばハンドル位置が高いし、サドル高さの調整幅も大きいから高身長まで対応してるんだけど、私にはサドル~ハンドル間の距離が近く感じる。そこでPハンドル用ステムにMハンドルを装着である(理由は前回のブログを参照)。でも、今はPハンドル用ステムは手に入れられないんだけどね。

 

 

 

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フロントバッグは cycle campaigner corps 製(これも絶版 ←嘘です、まだ販売してます)。折り畳んでも邪魔にならない。

 

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ボトルホルダーとして、マムートの「アド オン ボトル ホルダー」を装着。
自転車を折りたたんだ状態で邪魔にならないのと、入れるボトルのサイズに合わせて幅を調整できるのが良い。

 

 

 

 

 

 

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ブレーキはシマノのBL-R780L 。今回は「操作感の向上」を第一目標に掲げているので、評判の良いシマノ製に交換した。でも、最新の純正ブレーキレバーは評判が良いので一度試してみたい。最新型の純正ブレーキレバーは台座とレバーがオフセットしていて、「折り畳み時のサイズを小さくするために台座は直角方向に起こしたいけど、そうするとレバーが握りにくくなる」現象を回避しているらしい。

 

グリップはエルゴンのGP1バイオコルク。手が大きいのでロングサイズを選んだ。ハンドルに入りきるか不安だったけど、大丈夫で安心。ただし、ブレーキレバーが旧式だったり、純正ハンドルだとロングサイズは厳しいだろう。
使用感は、素手で乗っても大丈夫なくらいクッション性があり手が痛くならず、ブレーキレバーが握りにくくなることもなく満足。

 

 

 

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 ブレーキの効きに多少不満があった為、ブレーキシューをスイスストップの青に交換。

 

 このブレーキシュー、ロードバイクでブルベに出てた時に愛用してて、高価だけど(シマノの1.5倍以上)かなりお気に入りの一品。シマノ製と比べて
・晴れの日の制動力が1.2倍、雨の日の制動力は1.8倍くらいに上がる
・リムへの攻撃性が低くて、アルミ片を噛み込みにくい
・ブレーキのタッチは「カッチリ」というより「しなやか」な感じ
という特徴がある。

実際にブロンプトンにつけてみた感想としては、ブレーキレバーとケーブルを一緒に交換したので単体での評価とは言いづらいけど、
制動力が上がって、ブレーキの効きの調整がしやすくなった印象。交換して良かった。
あとは、雨上がりで乗って(さすがに土砂降りでは乗らないけど)、ウェット時の制動力がどうなるか確認したい。

 

 

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サドルはセラアナトミカのブラウンに変更(Crazysheep coriedalとチェンジ)。

 

 ↑はブラックだけど、こんなに高かったっけ?メーカーでちょくちょくセールをしていて、セール品を通販で買うと安いのでお勧め→https://selleanatomica.com/ 
ブルベに嵌まった時に同時にサドル沼に嵌まったのだけど、これのおかげで脱出できた、思い出の一品。
私の場合、アリオネなどの穴が開いていないサドルだと会陰部が痛くなるので(血流が止まり、トイレの際にあそこに違和感を感じるようになる)、穴あきサドルを試したところ、今度は座骨が痛くなるという、にっちもさっちもいかない状況に陥った。
会陰部にサドルが触れないのが大前提として、座骨部への刺激を緩和させようと、ハンモック形状のセラアナトミカを使用したところ上手くいった次第。ただし、普段着ではエッジが当たるので、長時間の使用ではレーパン必須というのが玉に傷。
なお、現状サドルの使い心地には不満がないんだけど、雨濡れを気にしなくてはならなかったり、レーパンを履かないで気軽にサイクリングしたかったり、軽くしたかったりで、ナイロンベースのサドルも開拓したいなぁと思ってる。

 

 

長くなったので、タイヤ交換等については次回に。