最後はBirdy Classicについて。
一見すると「昔発売していたBD-1の焼き直し」なんだけど、実はBD-1時代とはフレームが異なっている。
Birdyの前身であるBD-1の歴史および、BD-1とBirdy Classicのフレームの違いは、Green Cycle Station Yokohamaさんのwebサイトに詳しく載っているので、そちらを見て貰った方が良い。
BD-1 の歴史 | Green Cycle Station
BD-1 Classicと初期型ストレートフレームの違い | 折りたたみ自転車・ミニベロ専門店 GREEN CYCLE STATION
Birdy Classicの特徴は以下である。
・フレームが他のシリーズとは異なりフレーム前三角がパイプフレーム
・現行のBirdyシリーズの中で唯一Vブレーキ
・Birdyシリーズの中で最も安価
・ステムはAirと同じ固定式
・コンポがAcera(MTB用)
最後に書いたコンポがAceraというのは特徴ではないのでは?という意見もあるが、このフレームは重心が高くMTB的な挙動を示すらしい(と、某自転車店で説明を受けた)。その為にMTB用コンポであるAceraを選択したのではないかと深読みをしている。
ちなみにモノコックフレームは重心が下がりロードバイク的な乗り味になっているとのこと。まぁ、GTはMTBコンポだけども。
ディスクブレーキではなくVブレーキというところでレベルダウン感を受ける人もいるかもしれないけど、小径車は実用上Vブレーキで問題なく(この自転車で雨の峠を走る人は・・・いるかもしれないかぁ)、コストも重量も抑えられ、幅が広いタイヤも履けるので実は結構お勧めなモデルである。
パイプフレームは色によってはポップすぎる印象も受けるけど、セミマットブラックカラーは太いパイプと相まって迫力を感じる。
キバナコスモスと戯れるbirdy✿ pic.twitter.com/VKYnYLdeGl
— 渋緑トウリ (@ibusigintouri) 2022年9月18日
ビリーボンカーズのイエローカラーがアクセントになっていて格好良い。
走行性能と折りたたみの両立を目指しつつ、比較的安価(20万円は安価ではないが)に楽しみたい人、またはこのパイプフレームにやられた人にお勧めのモデルである。