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自転車成分多めの日常を記録するblogです

車椅子用タクシーを頼んでみた

前回の続き。

 

車椅子をレンタルして近場は移動できるようになったけど、
遠くに行く際には追加で移動手段が必要である。

電車が通っている地域ならば電車に乗れば良いのだが、
そうでない場合、車やバス、タクシーが必要となる。

今回車椅子に乗る妻は、車椅子への乗り降りさえも難儀する状態であり、
車の乗り降り時に車椅子から降りるのは現実的はないと判断し、
車椅子のまま乗り込めるタクシーを手配することにした。

 

車椅子用のタクシーを手配する際は、
タクシー会社に電話をしてタクシー配車を依頼する際に、
「車椅子がそのまま乗り込めるタクシーをお願いします」というだけ。簡単である。

 

車椅子用タクシーを頼む際の価格はタクシー会社によって異なるが、
「専用車種予約料金500円ぐらい」+「送迎料金400円ぐらい(これはタクシー種によらない)」

が、通常のタクシー料金に追加される。
今回は突発のことなので料金は全て自己負担だったが、障碍者手帳などがあれば、値引き(もしくは無料?)になるような感じだった(未確認)。

 

 

実際にタクシーを頼んでみた。

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今回来たのは、日産のNV200のタイプ。この他に、最近よく見るタイプの「JPN TAXI(トヨタシエンタベース)」もあるようだ。
自動車後方部分にタラップを降ろした後、

 

 

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車椅子に下がり防止用のバンドをかけ、添乗員さんが車内に入れてくれる仕組み。
作業を見てて全く不安のない作業内容だった。
車内では、車椅子に乗ったままシートベルトをする仕組み。
車椅子が三列目部分に固定され、介助者は2列目に座る。

これなら安心して移動もできるな。

 

 

 

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余談だが、今回借りた車椅子のリム径はWO22インチ。
結構珍しいなと思って調べてみたら、ジュニア用自転車に使われているサイズらしい。
空気圧700kPaはロードバイク並み。タイヤ幅が細いし、高圧が必要なのかも。

ダスキンで車椅子を借りた

最近子供が生まれた我が家。
とても喜ばしいのだが一つ問題があり、出産後、妻が酷い腰痛に悩まされている。
産後の腰痛はよく聞く話だが、徐々に悪化している為、さすがに診てもらおうと予約を入れて自力で病院に行こうとしていたが、
通院当日になって「足を動かせないほど腰が痛いので付き添って欲しい」という連絡が来た。
そこまで症状が酷いとなると、車椅子で病院まで連れて行かないといけない。

でも、当日に車椅子って借りられるのだろうか・・・?

 

〇急に車椅子って借りられますか?
 →借りられます。

自動車や自転車のレンタルは経験があるが、さすがに車椅子はないので借りられるのか不安になった。
調べたところ、各自治体に社会福祉法人 社会福祉協議会というものがあり、
あらかじめ連絡をしてから行けば、その場で無料で(!)借りられるようだ。
「〇〇市(自分が住んでいる市町村区) 車いす レンタル」などで検索すると、
自分の町の社会福祉協議会の車椅子レンタルのページへのリンクに辿り着けると思う。

例えば栃木県の宇都宮市はこのページに説明がある

www.city.utsunomiya.tochigi.jp

 

その為通常は、自分の住んでいる社会福祉協議会から借りるのが良いと思うが、今回は状況が特殊で、
妻は実家(他県)に帰っており、使用するのは妻だが借りに行くのは私。しかも早急に借りる必要がある。
というわけで、社会福祉協議会からスムーズに借りられるかが不明だった。

そんなわけで民間でレンタルできるところはないかなと調べたところ、掃除用具で有名なダスキンの系列であるダスキンユニオンで、車椅子が借りられることがわかった。

www.d-union.co.jp

 

ダスキンユニオンのヘルスレント事業部では、福祉用具のレンタルを行っていて、
その一つとして車椅子があるのだ。

 

レンタル手順は以下になる。
1.ダスキンヘルスレントのホームページで最寄りの店舗を探す

healthrent.duskin.jp

2.最寄りの店舗に電話をして車椅子の在庫があるか確認する。
 可能ならば、その場で予約をすると安心。

3.店舗に行き、レンタルの手続きをする。
 (配送してもらうことも可能だが、有料(私の場合、1700円程とのことだった))

 

と、非常に簡単。難点としては、地方は店舗が少ないということだろうか。

 

そんなわけで実際に借りてみた。

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借りられる車椅子には、いろんな種類があるのだが、今回は妻が自分で運転する可能性を考慮して、自走式にした。自走式にも2種類あり、
・軽量タイプ:重量約10㎏、全体的にサイズが小ぶり、座面クッションが少ない。
・通常タイプ:重量約15kg、軽量タイプよりも大きめ、座面クッションは普通。

といった違いがある。


レンタル価格は1か月定額(1か月以内ならばいつ返しても同じ値段)で、
・軽量タイプ:4000円
・通常タイプ:2900円

であり、「1100円で5kgも重量が違うならば、軽量タイプだな…(軽量化厨)」というわけで、
今回選択したのは、「自走式・軽量タイプ」。
ちなみに、自走式といっても、もちろん後ろから押すことはできるので、「自走&介助式」と呼ぶのが正確だろうか。

 

ちなみに折り畳み手順は、

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パーキングブレーキ(タイヤに押し付けるタイプ)をかけて、足置きを跳ね上げて

 

 

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座面を持ち上げて幅方向に短く折り畳み、

 

 

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ハンドルを下げる、といったもの。慣れると簡単で、しかも結構小さくなる。

後輪は自転車にも使われているような(というより、車椅子発祥かもしれない)ノーパンクタイヤで、
パンクの心配がないのはありがたい。

実際に妻を乗せて押したところ、歩道と車道のつなぎ目の段差では衝撃があるが、それ以外では比較的快適に押せた(乗ってる妻も快適と言っていた)。

10kgという重量は持ち上げるのに躊躇しない重量だと思ったのだが、
それは日常的にブロンプトン(約12~13kg)やvektorn(約20㎏)を運んでいるからそう感じるのかもしれない。

 

ちなみにダスキンヘルスレントの店員さんは、電話でも店舗での対応も良く、安心してレンタルすることができた。

 

 

今回は種々の理由で借りなかったが、自治体で車椅子を無料貸し出しをしていることもわかり、
何か困ったときには国は頼りになるなぁと思った。

アップリカ クルリラAC を買ってDJデミオに取り付けたかった

えー、奥さんに凄く頑張って貰って、可愛い女の子を授かりました。

今後このBlogは子育てブログになります(嘘です)。

 

 


さて、車社会である地方都市において、赤ちゃんを車に載せるのに必要なチャイルドシート
買わなくてはいけないことはわかっているのだけど、何を基準に選んでよいのかがわからない。日頃読んでいるガジェット紙や車雑誌に、「チャイルドシートの選び方」なんて記事、載ってないし。

周囲に聞いたり軽く調べたところ、以下のことが分かった。
アップリカとコンビというメーカーが有名で選ばれることが多い
アカチャンホンポやトイザラスで安売りしていることが多い
・固定方式として「ISOFIX式」と「シートベルト式」があり、「ISOFIX式」の方が簡単・確実に固定できる
・価格帯として4~5万円ぐらい出せばまぁ十分

 

私の周りではコンビを使用している人が多いので、とりあえずコンビのISOFIXモデルを見に、トイザラスに行った。

 

で、買ったのがこれ

 

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アップリカのクルリラAC。
コンビじゃないじゃん・・・

 

店員さんにコンビのモデルを買いたいと伝えたところ、「コンビは全体的に小さいので、赤ちゃんが大きいと、すぐに買い替えすることになりますよ」というアドバイスを貰った。
確かに私は身長が180cmオーバーだし、妻は平均身長なものの妻の姉妹は高身長なので、娘も高身長になる可能性はそれなりにある。

「それじゃあ何がお勧めですか」と聞いたところ、アップリカのクルリラをお勧めされた。こちらのモデルは本体が比較的大柄で、乗せる子供も比較的大きい子まで許容するとのこと。

「長い間使えるなら良いかなぁ」ということで、こちらを購入。

 

 

 

 

 

 

 

家に帰って早速取り付け。取り付ける車は、DJデミオ

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一番安全なのが運転席後ろの後部座席とのことなので、ここに取り付けた。
のだが・・・

 

 

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新生児を載せる場合はチャイルドシートの座席を後ろ向きにするんだけど、運転席と引っかかってしまう。チャイルドシートのサイズが大きいということは、こういうことに繋がるんだねぇ。
ちなみに、チャイルドシートが干渉しない位置まで運転席を前にスライドさせると、狭すぎてまともに運転できない。

 

 

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そんなわけで助手席後ろに取り付けた。助手席を一番前までスライドさせ、背もたれをある程度起こせばチャイルドシートを回転できるけど、この状態で助手席に成人男性が座るのは無理かと思う。小柄な女性なら大丈夫かも。

 

 

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 チャイルドシートの自動車への固定はISOFIXで。ワンタッチで簡単。。。とまではいかないけど、きちんと固定がされているかわかりやすいので、安心。

 

さて、これで完了。かと思いきや気になる点が・・・

 

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 チャイルドシートの角度、首が座っていない新生児が寝る角度ではない。立ちすぎ。
ちなみに、角度調整できて、これが一番寝せている状態である。

店舗で見たときはもっと角度が寝ていたのにな。。。と思って考えてみたところ、おそらく次のような理由と思われる。

 

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下手な絵だが・・・こんな感じでないかな。

 

新生児を実際に見てみると、上図の右の状態では乗せられる気がしない。
改良するしかないか・・・

 

続く

 

 

 

 

KOSS PORTAPRO(bluetooth版)を買った

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↑画像は公式ホームページより掲載。

 


ここ5年程、妹からもらったBluetoothヘッドホン(Sony MDR-ZX750BN)を愛用しており、

 

 

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↑の白色
イヤーパッドやヘッドパッドが朽ちたりしたのを補修しながら使用していた。

 

のだが、先日とうとうヘッドユニットと左右を繋ぐアームの接続部分が折れてしまい、買い替えを余儀なくされた。
このヘッドホン、耳に乗せるタイプなので長時間の使用で耳が痛くなりやすいという欠点はあるものの、
親機との繋がりやすさ、バッテリーの持ち、持ち運びのしやすさ、それなりの音質など、実際のところこの機種にそこまで不満がなかった。
なので、同じものに買い替えようと思ったのだが、2014年に生産終了になっていた。
ガーン。

 

そんなわけで、他の機種を調べ始めたのだが、
・ワイヤレス接続(bluetooth接続)
・折りたたみ
という時点で結構機種が限られる。
それと、私のヘッドホンの使い方として、じっくりと音楽を聴くというよりも、
ジョギングや作業をしながら流し聞くという用途がメインとなる。
こういう場合、外部の環境音が聞こえるオープン型の方が良い。

 

・ワイヤレス接続
・折りたたみ
・オープン型
をすべて満たすヘッドホンで調べると、なんとびっくり、
KOSS PORTAPROしかないようだ。

これも縁ということで買ってみた。

 

届いたので開封

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結構豪華な箱に入っている。

 

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ヘッドホンはポーチに入れて持ち運べるようだ。

 

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見慣れたヘッドホン本体に、レシーバー、コントロールユニット部分がついている、
という外観。
一般的なワイヤレスヘッドホンに比べると1、線が飛び出していて多少煩雑になっている印象は否めない。

 

 

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充電は、コントロールユニット部分にマイクロUSBを刺して行う。USBタイプCの方がありがたい気もするが、
マイクロUSBならばコンビニでも手に入るし、まだ何とかなるかと思う。独自規格でないだけ良い。

 

 

使った感想としては、「ワイヤ式のPORTAPROにワイヤレスユニットをつけたもの」だなというもの。良くも悪くも。
つまり、優先式のPORTAPROに満足している人が買い替える必要はないかと思う。
個人的には、PORTAPROの元気な音、抜けの良さ、軽さ、を保ちながらワイヤレスで使えるという意味で、なかなか良い製品だと思う。

ただ、欠点と思う部分もあり、
・コントロールユニットが多少邪魔
・電波(bluetooth)の掴みが少し弱い
が少し残念だと思っている。
コントロールユニットはやはり多少は邪魔になる。特にジョギングなど動く際に気になる。
また、コントロールユニットが揺れるからかもしれないが、ジョギングの時にポケットにウォークマンを入れ、再生しながら走っているとブツブツと音が切れる。
ただしこれは、ウォークマン側の出力、もしくは相性の問題である可能性もある。

 

欠点はあるものの、総じて買って良かったと思う。
PORTAPRO自体の解放感、元気な音の良さ、軽い付け心地は何者にも代えがたい。
ワイヤレスPORTAPROのライバルは、密閉型ヘッドホンではなく首掛け型ヘッドホン(ネックスピーカー)かもしれないとふと思った。散財の予感。。。?

 

 

 

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オリゼーには少し大きいなぁ。

Bromptonにスマホを取り付けたい

今日も今日とてブロンプトン弄り。

 

近所をちょろちょろ乗るにはちょうど良いんですよ。ブロンプトン。シティ派かと思いきや、30kmぐらいならばそこそこの道も走れるし。急坂は押せば良いし。

 

ブラブラするのにあると便利なのがスマホ。グーグルマップを起動しながら走れば、自分がどこにいるのか分かるし、気になるお店も見逃さない。
スマホは視認性の点でステム~ハンドル付近につけるのが良いけど、ブロンプトンはステムが垂直方向しかなく、ステムに取り付けるのは難しい。
一方ハンドルはと言うと、Mハンドルは地面に平行な部分が少なく取り付けるのは難しい。
無理矢理取り付けることは出来るのだけど、折りたたみ時にホイールに干渉したりと制約が多い。

 

それじゃあスマホの取り付けが不可かというと、そんなことはなく、調べた限りでは2つの方法があるようだ。

 

1.レックマウント(+ミノウラのスマホホルダー) を使用する
2.QUAD ROCKを使用する

 

 

1.については、y's roadさんのサイトに実例がある。

www.ysroad.net

2.については、和田サイクルさんのサイトに実例あり。

blog.livedoor.jp



1.の場合、スマホをつけない際に大きなホルダーが残ってしまうのがイケていない。
2.は。。。結構良いよねぇ。なんでこれにしなかったんだろう。私の使用しているスマホは大きいので、取り付けの際にハンドルに干渉すると思ったのだと思う(記憶が曖昧)。
実際には、取り付けの際に45度しかスマホを回転させないので、問題なくつくんだよね。

 

 

 

そんなわけで上記1.2.ともに採用できないと勘違いした私は別の方法を考えた。

 ↑これを使用するのである。

iOttieのスマホホルダー。ステムにゴムバンドでオス型台座を取り付け、スマホにメス型台座を取り付け、台座同士を固定するもの。
これ、うまくやればブロンプトンのステムの頂点部分に取り付け出来ないかなぁと。

 

 

 

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そんなわけで届きました、iOttie。うーん、バンドは左右が繋がっているタイプかぁ。予想が外れてしまった。

 

 

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中身はこんな感じ。
上段がオス型台座を自転車に取り付けるバンド。
中段がメス型台座を取り付けたスマホを任意の場所に取り付ける為のマグネット。
下段左がメス型台座で、右がオス型台座である。

 

 

 

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スマホカバーの裏面をアルコールティッシュで拭き、メス型台座を取り付け。
メス型台座には両面テープが取り付けてあり、強力に貼り付けることが出来る。

 

ここで、オス型台座をブロンプトンのステム上端につけようかと思ったのだが、バンドが左右繋がっているタイプなのでそれは不可となってしまった。
Garminの台座を取り付けるような、左右分かれている輪ゴムタイプだったらなんとかなったんだけどなぁ。

 

そんなわけで路線変更し、ハンドルにアダプタを取り付け、それにオス型台座を取り付けることにする。(ごちゃごちゃするのを回避するはずでは。。。?)

 

 

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準備したのは、みんな大好きZoom(Satori)のポジションチェンジャー。

SATORI ABERHALLO ハンドルポジションチェンジャー ブラック

SATORI ABERHALLO ハンドルポジションチェンジャー ブラック

  • 発売日: 2011/10/21
  • メディア: スポーツ用品
 

 ハンドルに固定するアーム部分を、↑の写真とは逆にする。

 

 

ブロンプトンのハンドルに取り付け。

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かなりごつくなってしまった。

 

 

 

ここにオス型台座を取り付ける。

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台座自体はコンパクトなんだけどね。

 

スマホを取り付けてみる。

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横向き

 

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縦向き、どちらも問題ない。

 

 

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サドルにまたがった際の視界はこんな感じ。
QUAD ROCKを使用した場合、スマホの角度が立ってしまうので、
工具を使用しなくてもスマホの角度が変えられるという点で、
この方法に利点はあるのかもしれない。

 

 

折りたたんでも、台座は干渉しない。良かった!

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Bromptonカスタム - タイヤをシュワルベ ワン に交換した

前回の続き 。

 

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タイヤはシュワルベワンの限定タンウォールモデル(ブロンプトン専用?)にした。
タイヤを交換した理由は・・・オリジナルタイヤを7年ぐらい使っていて、そろそろ交換した方が良いかなと思ったので。
減りはそこまででもないけど、ゴムが古くなったせいか小石がタイヤに突き刺さるようになったし。
走る場所が舗装路中心だからシュワルベ・コジャックにするという手もあったけど、エアボリュームが欲しかったのでワンに。(首都圏ではない)街中を走ると、歩道と車道の段差があったり歩道に凸凹があったり、逆に田舎道の車道は融雪剤で路面がボロボロだったりと、タイヤは出来るだけ太くして衝撃吸収性を優先した方が良かったりする。あとこのタイヤ、サイドの色が良いよね(それが理由か)。
ちなみに1本9千円ぐらいと、超々高価。高いけど、数年使うと考えれば。。。

 

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トレッド面は基本つるつるで、サイドにかけて多少溝が彫ってあるパターン。

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これまで使っていたブロンプトンオリジナルタイヤ。全体的にパターンが入っていて、幅広い路面に対応してそう(実際にどうかは。。。小径だし)。

 

交換した感想
・乗り心地が良くなった(太さはあまり変わらないはずなんだけど)
・走りが軽くなった
・格好良い(個人の感想です)
交換して良かった、と思う。

コンパウンドの影響がでてるのだろうか、段差を超えた時の衝撃が「ガンッ」から「ボスッ」に変わった。荒い舗装路面も比較的楽しく走れる。
タイヤ表面がもちもちしていて、ロードバイクのタイヤで言うとミシュランのPro3みたいな感触。乗り味もそんな感じ。路面の衝撃を受けやすい小径車には適していると思う。
ただ、Pro3は個人的にパンクに弱い気がしていて、ワンの耐パンク性は気にかけておきたい。

走りが軽くなったのは、トレッドパターンと重量のおかげだと思われる。

あとは、このタイヤがレギュラーモデルになってもう少し安くなれば言うことなしなんだけどね。

なお、タイヤの太さ(エアボリューム)と軽さ、そして低価格を兼ね備えたものとして、「VEE TIRE」の「 GOODIE GOODEI」があるみたい。

calmax.exblog.jp

シュワルベ・ワンがすり減ったらこっちを買うか、今のうちにワンの在庫を確保しておくか、迷うところだ。

 

 

ハンドルを交換したついでにライトの設置場所をフロントフェンダーの上部に変更。

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ブラケットは、イトーサイクル製の旧型。現在は新型が売っているので、Emailで注文すると良い。
ライトはキャットアイのVOLT800

価格は高いけど、街中なら「ローモード」で十分明るく「ローモード」なら8時間点灯可能なので、1日1時間使っても週末に充電すれば良いので便利。
まぁ、ハブダイナモの方が充電のことを考えなくて良いので、もっと便利ではあるけどね。

 

こんな感じでカスタム箇所の紹介は終了。
あとはメンテとして、前輪ハブとヘッドパーツのグリスアップと、ブレーキワイヤーの交換を行った。
ブレーキワイヤーはメーカー品を使ったんだけど、長さがぴったりで便利だった。自分で長さを決めると心配症なこともあってどうしても長めにしてしまう。
ブロンプトンは、オリジナルバッグが高価だったり、独自パーツで囲い込んだりと、運用でコストがかかりがちだけど、その世界に浸かってみると必然性や理由に頷かされることも多い。
コストがかかるのは、海外製(イギリス製)というのも理由の一つなわけで、日本でもこんな感じの車種(メーカー)出来ないかな。ブリヂストンのトランジットシリーズは結構良かったんだけどね。

 

メンテ&試走してみて気になったのはヘッドパーツ。調整がシビアなのと、走っているうちにゆるみやすいなと。ヘッドパーツの定番はクリスキング製だけど、価格が・・・

 

 

 

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Bromptonカスタム ― Pステム化

久しぶりにブロンプトン弄り(バッグはちょっと前につけたけど)。

 

前回ブロンプトンの走行性能を上げる改造をした  記事のおわりの方でもかいたけど、前傾姿勢でしゃかりきに走るのはブロンプトンには合わないんじゃないかと思っている。
というわけで小カスタム実施。

 

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全景。ブロンプトンらしいまとまりがあるんではなかろうか(自画自賛)。身長180cm超の私で、ハンドルとサドルが大体同じ高さ。これぐらいが丁度よいね。

 


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バッグに隠れて見えないけどブロンプトン純正のPハンドル用ステムに、オレンヂジュースオリジナルの、ブロンプトン用ハンドル(現在は廃盤)。
旧式のMハンドルよりも高さが低くて、幅が広いこのハンドル、なかなか調子が良い。ハンドルのしなりが少なくなって剛性感が出るのと、幅が広くなってハンドルの抑えが効く。長身の私にとって丁度良い幅。さらに、使用できるグリップの幅が広がるのも良い。現在のMハンドルは高さが低くなっているので、オレンジジュース製ハンドルに近くなっているのかもしれない。


Pハンドルステムは適度に前傾姿勢になってよい。ブロンプトンは、Mハンドルならばハンドル位置が高いし、サドル高さの調整幅も大きいから高身長まで対応してるんだけど、私にはサドル~ハンドル間の距離が近く感じる。そこでPハンドル用ステムにMハンドルを装着である(理由は前回のブログを参照)。でも、今はPハンドル用ステムは手に入れられないんだけどね。

 

 

 

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フロントバッグは cycle campaigner corps 製(これも絶版 ←嘘です、まだ販売してます)。折り畳んでも邪魔にならない。

 

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ボトルホルダーとして、マムートの「アド オン ボトル ホルダー」を装着。
自転車を折りたたんだ状態で邪魔にならないのと、入れるボトルのサイズに合わせて幅を調整できるのが良い。

 

 

 

 

 

 

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ブレーキはシマノのBL-R780L 。今回は「操作感の向上」を第一目標に掲げているので、評判の良いシマノ製に交換した。でも、最新の純正ブレーキレバーは評判が良いので一度試してみたい。最新型の純正ブレーキレバーは台座とレバーがオフセットしていて、「折り畳み時のサイズを小さくするために台座は直角方向に起こしたいけど、そうするとレバーが握りにくくなる」現象を回避しているらしい。

 

グリップはエルゴンのGP1バイオコルク。手が大きいのでロングサイズを選んだ。ハンドルに入りきるか不安だったけど、大丈夫で安心。ただし、ブレーキレバーが旧式だったり、純正ハンドルだとロングサイズは厳しいだろう。
使用感は、素手で乗っても大丈夫なくらいクッション性があり手が痛くならず、ブレーキレバーが握りにくくなることもなく満足。

 

 

 

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 ブレーキの効きに多少不満があった為、ブレーキシューをスイスストップの青に交換。

 

 このブレーキシュー、ロードバイクでブルベに出てた時に愛用してて、高価だけど(シマノの1.5倍以上)かなりお気に入りの一品。シマノ製と比べて
・晴れの日の制動力が1.2倍、雨の日の制動力は1.8倍くらいに上がる
・リムへの攻撃性が低くて、アルミ片を噛み込みにくい
・ブレーキのタッチは「カッチリ」というより「しなやか」な感じ
という特徴がある。

実際にブロンプトンにつけてみた感想としては、ブレーキレバーとケーブルを一緒に交換したので単体での評価とは言いづらいけど、
制動力が上がって、ブレーキの効きの調整がしやすくなった印象。交換して良かった。
あとは、雨上がりで乗って(さすがに土砂降りでは乗らないけど)、ウェット時の制動力がどうなるか確認したい。

 

 

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サドルはセラアナトミカのブラウンに変更(Crazysheep coriedalとチェンジ)。

 

 ↑はブラックだけど、こんなに高かったっけ?メーカーでちょくちょくセールをしていて、セール品を通販で買うと安いのでお勧め→https://selleanatomica.com/ 
ブルベに嵌まった時に同時にサドル沼に嵌まったのだけど、これのおかげで脱出できた、思い出の一品。
私の場合、アリオネなどの穴が開いていないサドルだと会陰部が痛くなるので(血流が止まり、トイレの際にあそこに違和感を感じるようになる)、穴あきサドルを試したところ、今度は座骨が痛くなるという、にっちもさっちもいかない状況に陥った。
会陰部にサドルが触れないのが大前提として、座骨部への刺激を緩和させようと、ハンモック形状のセラアナトミカを使用したところ上手くいった次第。ただし、普段着ではエッジが当たるので、長時間の使用ではレーパン必須というのが玉に傷。
なお、現状サドルの使い心地には不満がないんだけど、雨濡れを気にしなくてはならなかったり、レーパンを履かないで気軽にサイクリングしたかったり、軽くしたかったりで、ナイロンベースのサドルも開拓したいなぁと思ってる。

 

 

長くなったので、タイヤ交換等については次回に。