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自転車成分多めの日常を記録するblogです

デミオ15MB 1年半乗った感想

特に目新しい内容はないけど、1年半で2万4千キロ走ったので、
感想でも。




3行で感想を書くと、
・シフトチェンジが面白い
・パワーはそれなりに出る(低速トルクはもっとあっても良いよ)
・軽さは正義
・車内は狭い
といったところ(4行)


ディーラーでの定期点検でNDロードスターのATに試乗した際の感想として、
オープンにさせて貰えなかったという点を差し引いても、
MTのデミオの方が面白いなと。
ただこれは、私が無類のMT好きということもあるかもしれない。
MTは七難隠すと言うし、ロードスターもMTだったらデミオなんて足元にも及ばないかも。
ただ、MT車で一番面白いのは軽トラなのかもしれない。


実は過給機無しというのは久しぶりな為に、
トルクが少ないと感じるのかもしれない。
スバルのVIVIOやR1は、スーパーチャージャーということもあるけど、
軽自動車の割にトルクは結構あったように思う。
デミオは、特に発進の際に気を使う。エンストをすることはないけど、
スムーズに発進するには、コツが要るという感じ。
もちろん自然吸気なので、回転数を上げればそれなりに速い。
3000回転以上(これは間違い。2500回転もだせば十分だった。ということは、
そんなに低速トルクも悪くない。。。?)をキープしていれば、動力性能に不満を抱くことはないと思う。


車重が軽いということは、加速減速コーナリング、全ての動作が軽やかになる。
中低速のコーナーが続く峠を、エンジン回転数を維持しながら走るのは
とても楽しい。
シフトレバーをカチャカチャしてるだけで何でこんなに楽しいのだろうと、
不思議になるくらい。
ただ、軽さとトレードオフなのかもしれないけど、乗り心地は少し悪い気がする。
地面の凸部を乗り越えるとゆすられる感じがする。


不満点の第一位は車内が狭いこと。
もちろん荷室が狭いとか、後部座席が窮屈というのもあるけどそれは織り込み済みで、
(というか、前車のR1に比べれば広い)
むしろ運転席周りが狭いというのが辛い。
左足が中央コンソールに当たるのが最たる例だけど、全体的に足元が狭い。
ただ、ロードスターはもっと狭かったので、これは最近のマツダの伝統なのかも。
あと、シートの作り自体は悪くないんだけど、背中上部と肩がほぼ固定されてないので、
長時間運転すると疲れるというのも不満。
15MBはモータースポーツベース車という位置づけなのでシートは替えてケロという
メッセージなのかもしれないが、普通のドライブで不満が出ないくらいのシートは
欲しかった。
ちなみに、上記の不満点は、
私の身長が高い(182cm程)ということも関係するかもしれないので、
実際に試乗をすることをお勧めする。でも、MTの試乗車ってあんまりないんだよね…



いくつか不満はあるものの、総じて満足度は高い。
楽しいのし、希少性は高いし。
ホットハッチには興味があるけど、いかにも「スポーツ!!」というのは少し苦手なので、
15MBの地味な感じは好印象。
また、狭い舗装林道を走ることが多いので、5ナンバーサイズのデミオ
それだけで評価が上がる。



とは言え、どこでも評価の高いスイフトスポーツや、良いエンジンを積んでいそうな
新型シビック
バイクを手放した今、風を感じたくなる度に気になるロードスターなど、
気になる自動車はいろいろとある。


試乗の旅に出かけようかな…